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関西花の寺25カ所巡り

 「関西花の寺25カ所」というのがあるのをご存じですか?これまでも季節の花が咲く名刹を見に行ったりしていたのですが、主人の通う医院に「関西花の寺25カ所」の花カード(花守り)が額に飾ってあるのを発見。私も集めたくなりました。主人とドライブがてら、2018年春より、まず春の花咲く花の寺から訪問開始。花の寺は1番~25番あるのですが、順不同で訪問した順に紹介したいと思います。

1 第7番 如意寺   2018.4.18(水)

  ☆京都府京丹後市久美浜町1845

  ☆主たる花   ミツバツツジ(4月上旬~中旬)

  ☆ご本尊    十一面観世音菩薩

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​ 門前には、久美浜の内海がのどかに広がっています。

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​ お目当てのミツバツツジは、今年はもう終わりかけでほとんど花が見られませんでした。残念~。代わりに、シャクナゲの花が至るところ満開でキレイでした。

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​ 境内周辺には1万株以上のミツバツツジが自生。が、ピークは過ぎていて、ツツジの庭も新緑の庭になっていました。

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​ でも、不動堂近くにほんの数本ツツジの花が残っていました。

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​ 不動堂は、日本唯一の珍しい重層宝形造。名工中村淳治棟梁最後の作。

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​ 海の見える花の寺「如意寺」は、ミツバツツジが終わってたのは残念でしたが、静かな気持ちの良いお寺さんでした。

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1-2 如意寺 2019.4.7(日)

 今度こそは満開のツツジを見たいと、如意寺を再訪しました。行きしの高速道路から見える山々の山桜も、お昼におそばを食べようと立ち寄った出石の桜も満開でとってもキレイでしたよ。如意寺のツツジはどうだろうとワクワクしながら春の久美浜を目指しました。

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​ 門を入ってすぐにこの景色。ツツジのピンクや桜のうすピンクが目に入ってきて、思わず心の中で「やったー!」。

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 一番のお目当てのツツジは7分咲きといった所でしたが、桜は満開。ツツジと桜どちらもキレイに見れたのでよかったです。

2 第6番 隆国寺  2018.4.27(金)

  ☆兵庫県豊岡市日高町荒川22

  ☆主たる花  牡丹(4月下旬~5月上旬)山アジサイ(5月下旬~6月)

  ☆ご本尊   聖観世音菩薩

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​ こんなド田舎にこんなに品のあるお寺さんがあるんだ~と思わせてくれる総門を入ると、目の前に山門が。室町時代開基らしく、立派な山門脇にシャクナゲの花がきれいでした。

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 「但馬ぼたん寺」と呼ばれる隆国寺。もちろんお目当ては、今が見頃のはずのボタンの花。本堂裏手からボタンの花めぐり開始です。その前に、白く縁取られた葉っぱの木が。いいね。

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​ オオデマリの緑がかった白い真ん丸の花がすがすがしくキレイ~。家の庭に植えたいな~。

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 圧巻は境内南東部の牡丹苑。赤、ピンク、白に黄色。艶やかだわ~。

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​ 内庭園も見事でした。立体的な配置がいいですよね。

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3 第5番 高照寺  2018.4.27(金)

 ☆兵庫県養父市八鹿町高柳1156

 ☆主たる花  モクレン(4月中旬~5月上旬)

 ☆ご本尊   胎蔵界大日如来

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​ ひなびた田舎の小規模なお寺さんでした。お目当てのモクレンも花数が少なかったのは、来るのがちょっと遅かったのかも。ここは、秋の白萩も有名だから、機会があったらまた来てみたいな。

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4 第9番 鶴林寺  2018.5.5(土)

 ☆兵庫県加古川市加古川町北在家424

 ☆主たる花  菩提樹(6月中旬)

 ☆ご本尊   薬師如来

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 仁王門を入ってすぐボランティアのガイドさんがいたので、お願いしました。2時間ほど寺内を廻りながら延々と詳しい説明をしてくれました。

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 本堂は国宝!(1397年)屋根がいいですね~。ガイドさんの説明によると、本堂の建築様式は、和様、大仏様、禅宗様の折衷様式の代表作だそうです。寺歌は、「いにしえの鶴の林に散る花の匂いを寄する高砂の風」。

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​ 本堂に向かって右手に沙羅、左手にお目当ての菩提樹。これが菩提樹です。花には早い時期です。でも、新緑葉がきれい。

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​ 菩提樹南に見える三重塔は、近年放火で一部損傷。1980年の解体復元修理でよみがえりました。

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​ 太子堂も国宝です。檜皮葺の優美な屋根が特徴の県下最古の建築。(1112年)

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​ 境内の別の菩提樹につぼみがついていました。咲くのは6月中旬だそうです。

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 さすがに播磨路の古刹「鶴林寺」です。鐘楼(1407年)は重要文化財。他に行者堂、護摩堂も重文。見応え有りの鶴林寺でした。

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5 第10番 摩耶山天上寺  2018.5.12(土)

 ☆兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12

 ☆主たる花  沙羅(6月下旬~7月中旬)

 ☆ご本尊   十一面観世音菩薩

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​ 姫路から車で六甲山の摩耶山まで2時間弱。沙羅の花が咲くには早いことは分かってたのですが、新緑のいい時期なので、ドライブがてら来てみました。本堂に至るまでの長い石段は、キレイに整備された気持ちの良い坂道庭園でした。

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​ 本堂は、本当に天上にあるかの趣。六甲山山頂からの眺めはすばらしいものでした。が、建物は火事焼失のため、新しく建てられたものだそうです。

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 開山・法道仙人石像です。仙人は当山を山岳修験の根本道場とされました。何となくユーモラスなお顔です。

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 階段脇の沙羅の花はまだまだでしたが、「ハンカチの木」が珍しくて面白かったです。

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 西山門前の大杉は立派。樹高19m。推定樹齢320年。ご神木というにふさわしい風格でした。

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 第1番 丹州觀音寺 2018.6.9(土)

 ☆京都府福知山市観音寺1067

 ☆主たる花 あじさい(1万株)(6月上旬~7月初旬)

 ☆ご本尊  十一面千手千眼観世音菩薩 

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​ 丹波あじさい寺の観音寺には、5年ほど前にも来たことがあります。境内を埋めるアジサイの花々に心惹かれた覚えがあるので、再訪問が楽しみでした。今回も山門前のアジサイが、青や薄紫の清々しい色合いで迎えてくれました。

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​ 境内に入って、アジサイの通路の中に、薄ピンクのハート形の花を見つけました。ラッキー~。

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 社務所前の斜面庭のアジサイは、ブルーの濃淡に彩られて見事!

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​ 七観音参拝コースの階段を上って行くと、アジサイに囲まれた池がありました。ワクワク感もあって心安まるコースです。

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​ 参拝コースで出逢ったお地蔵さんのこのお顔!かわいい~!アルカイックな微笑み(?)と眼がいいですね~。

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​ 本堂前のカシワバアジサイもキレイでしたよ。アジサイの淡い花色に癒やされて観音寺を後にしました。

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​ 関西花の寺2へ

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