

SUさんの庭
7 第2番 楞厳寺 2018.6.9(土)
☆京都府綾部市舘町楞厳寺6番地
☆主たる花 みつばつつじ(4月中旬~下旬) 蓮(7月中旬~8月中旬)
☆ご本尊 薬師瑠璃光如来

観音寺でアジサイを観た後、楞厳寺(りょうごんじ)にやって来ました。車で20分ほどの距離でしたが、ホントに田舎の奥まった静かな所に位置していました。ここは、春のミツバツツジが有名だそうですが、時期的に当然のことながら初夏の緑になっていました。ピンクの花が前池に映る様はキレイだったろうな~と想像するのみ。

夏の蓮もなかなかだそうですが、花はまだまだのようでした。

帰って1月ほどした7月4日放送のNHKBS「こころ旅」で、火野正平さんが楞厳寺を訪れていました。ビックリ!2回目の訪問だとのこと。楞厳寺は、鴉の襖絵で有名なんだそうですよ。

7-2 楞厳寺 2019.4.15(月)
池越しのツツジを見たくて、楞厳寺にやって来ました。思ってたより少なかったけれど、まあまあの咲き具合でしたよ。

すぐ隣の田んぼ脇には、繊細なしだれ桜が咲いていましいた。田んぼを赤い耕運機で耕すおじさんの姿が、妙に春の景色に映えて心に残りました。

もう一つ、心に残った花があります。池の前に植えてあったこの真っ白い満開の花は何?桜?梅?八重でまぶしいくらいの白さでした。

8 第8番 應聖寺 2018.6.22(金)
☆兵庫県神崎郡福崎町高岡1912
☆主たる花 沙羅(6月中旬~7月上旬)
☆ご本尊 聖観世音菩薩

門に至る前庭は、アヤメ池あり、睡蓮池あり、お釈迦様の涅槃像までありました。しかもお体はツツジ。楽しい造形でした。

本堂脇にお目当ての沙羅の木が品良く佇んでありました。苔の上に乳白色の沙羅の花がちょうど頃よく散って、「さすが、花の寺」と思わせる風情でした。


沙羅の花を観賞の後は、庫裡に上がらせてもらって、内庭園を眺めながら、杵屋の銘菓「沙羅」とお抹茶をいただいてくつろぎました。内庭園の山野草も見頃でよかったです。



9 第11番 永澤寺 2018.6.27(水)
☆兵庫県三田市永沢寺210
☆主たる花 花菖蒲(6月上旬~7月上旬)(650種300万本)
☆ご本尊 釈迦三尊

永澤寺は「ようたくじ」と読みます。道に面した門を入ると、立派な仁王門が。植木も特徴があって立派。今まで行った花の寺以上に立派な境内の庭です。


お目当ての花は、花菖蒲。今が見頃のはず。寺前の道をはさんで、花菖蒲園になってました。

園内は、広々として、和風の見所が随所にありました。花色が優しくてキレイ~。

10 第17番 般若寺 2018.10.7(日)
☆奈良県奈良市般若寺町221
☆主たる花 コスモス(9月~10月)
☆ご本尊 八字文殊菩薩騎獅像

コスモス寺で有名な般若寺にやって来ました。姫路から車で2時間半。意外と早く着きました。門を入ると、境内にコスモスが植えられてて、そのことに驚き。咲き始めだけど、シーズンとあって見物客が多かったです。

本堂前に、立派な十三重石宝塔が建っていました。重文。秋空に映えて爽快です。かわいい不動尊も見つけました。


境内には国宝の楼門もあり、本堂では、重文八字文殊菩薩騎獅像を拝むこともできました。小規模な敷地の割に立派なものがあるという印象のお寺さんでした。見逃したんだけど、宝蔵堂で、重文の秘仏阿弥陀如来も200円で公開してたとか。
11 第16番 浄瑠璃寺 2018.10.7(日)
☆京都府木津川市加茂町西小札場40番地
☆主たる花 あせび(2月~4月上旬)
☆ご本尊 九体阿弥陀如来

奈良県の般若寺から車で15分。京都府の浄瑠璃寺にやって来ました。有名なお寺にしては、ひなびた山間にあるんだな~。ここは、アセビが主たる花。門前道や境内に、品良く植えられてました。門を入ると、池があり、その向こうに長いお堂が見えました。

この本堂は、九体阿弥陀堂(国宝・藤原時代)。流れるような屋根と障子が静謐な感じ。堂内に、九体阿弥陀如来像(国宝)や会いたかった秘仏吉祥天女像などを配しています。阿弥陀様は9体の内2体が修理・修復で寺を出られてましたが、吉祥天女像(重文)は秋の秘仏公開中でお目にかかることができました。きれいなお召しを着られた天女様のお顔がふっくらとして、いかにも豊穣の女神。いい日に来てよかったです。

本堂前の池をはさんで三重塔(国宝)がありました。うっすら紅葉したモミジが美しい~。アセビもここかしこに。



アセビは、アシビとも呼ばれます。残念ですが、花は2月以降です。

11-2 浄瑠璃寺 2019.3.20(水)
奈良の白毫寺にツバキを見に行ったついでに、浄瑠璃寺を再訪しました。お目当てはアセビの花です。満開でしたよ。舞妓さんの髪飾りみたいで、意外と華やかな様相です。山門は新しくするのか工事中でした。



12 第15番 岩船寺 2018.10.7(日)
☆京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
☆主たる花 紫陽花(6月上旬~7月上旬)
☆ご本尊 阿弥陀如来

浄瑠璃寺から車でさらに山間へ10分。岩船寺に着きました。ここも、重文がいっぱい。本尊の阿弥陀如来、普賢菩薩騎象像、十三重石塔、五輪塔、三重塔など、他にも。さすがに、京都、奈良のお寺は由緒あるお寺が多いです。


本堂前や池周りにアジサイが植えられてます。木々に囲まれた境内に、アジサイの花が咲いてたらキレイだろうな~。

13 第3番 金剛院 2018.11.15(木)
☆京都府舞鶴市字鹿原595
☆主たる花 紅葉(11月上旬~中旬)
☆ご本尊 波切不動明王

金剛院に来る前に、舞鶴港とれとれセンターで活きのいい海鮮丼をいただき、人気の海軍カレーパンや肉ジャガパンをほおばり、満足して金剛院にやって来ました。雨模様の中、境内に入ると、もみじ葉が参道を敷き詰めていました。これはこれで風情があったけど、「あ~ちょっと来るのが遅かったかな~。」葉が半分以上落葉していました。

それにしても、参道の樹齢数百年を数えるもみじ群、中には直径1mはありそうなものも。こんなに太くて背の高いモミジは初めて、立派です。参道の先に、三重塔(重文)が見えて来ました。

本堂へは、百段はあろうかという石段を登らなくてはなりません。10段上って休み、10段上って休みして登って行きました。石段の周囲のもみじは、細川幽斎が植えたもの。三重塔をすかして、まだ「キレイ~。」が残ってました。よかった~。


さすがにカーブスで筋力トレーニングをしているせいか、息も上がらず本堂まで上がれました。鐘楼前を敷き詰めたイチョウの黄葉もキレイでしたよ。清水の舞台のようにせり出した本堂側も華やかさこそ過ぎてるけれど、しぶい紅葉が観れました



14 第4番 高源寺 2018.11.16(金)
☆兵庫県丹波市青垣町桧倉514
☆主たる花 紅葉(11月上旬~中旬)
☆ご本尊 釈迦如来

金剛院の紅葉が終盤だったので、あせって次の日に同じく紅葉が有名な高源寺にやって来ました。ふもとの村の石仏のお顔がなんともユーモラスでほほえましかったです。高源寺の惣門からは、境内の紅葉がちらっと見えました。これは期待できそう。

石段の参道に並んでもう一本、平坦な道があります。水彩画のにじんだような紅葉と言ったらいいのかな、いい感じです。



立派な山門をくぐってこの仏殿。ご本尊がお祭りされてました。でも終わりではありません。まだ上がありました。


方丈受付にて、花守りを買いました。麓を見下ろす景色が素晴らしかったです。

最後に 、三重塔(多宝塔)を観て、「まあまあの紅葉だったなあ~」と帰りました。

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